スタッフブログ
私たちのオフィスでのちょっと良いできごとや、税務、会計の豆知識、ワンポイントアドバイスなど、優経グループのスタッフが交代でお届けします。
こんにちは。
今回は宿泊税関連のお話しをさせていただきます。
2県9市と協議していた宿泊税の新設について、2025年3月21日付けで総務省が同意したことを公表しました。
【宿泊税の新設が同意された2県9市】
2県:宮城県、広島県
9市:高山市(岐阜県)、下呂市(岐阜県)、仙台市(宮城県)、松江市(島根県)、札幌市(北海道)、小樽市(北海道)、釧路市(北海道)、北見市(北海道)、網走市(北海道)
導入予定時期はバラバラで、令和7年10月~令和8年4月にかけて行われるようです。
【宿泊税】
宿泊税とは、宿泊施設などに宿泊した際に徴収される税金で、都道府県や市区町村の自治体ごとに設けられているものです。
税金の金額計算や、税収の使途が自治体ごとに少し異なります。
宿泊税は目的税といわれ、税収の使い道があらかじめ定められていて特定の目的のために課される税金です。
今回新設同意のあった自治体ごとの報道向け資料を見比べてみると面白いかもしれません。
宿泊税に類似している税金で、入湯税があります。
こちらは温泉に入ったときに徴収されるもので、宿泊税よりも目にしている機会が多いかもしれません。